この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
セルフヌード
第4章 光と闇
「あっ……」
花蜜に溺れたアヌスに柔らかな舌が至った。
ぐちゅ……ちゅぱ……じゅるっ…………
なつみの唾液と美優自身の粘液が、臀部の秘境をとろかしてゆく。
「ぁっ……あん……」
「今の美優、すっごくエロい……自分でお尻広げて犯されようとしてるんだもん……」
「はぁっ、やぁ、言わな……あん、あっ……あああっ……」
なつみの指だけ知る場所は、美優の気を遣らせたばかりのそれを、根元まですんなり受け入れた。
「美優、ここやっぱりきついけど……初めての子みたいな顔するね」
「ゃっ……動かしちゃ……んっ」
「痛い?」
「指、だな……って、感じ……ああっ……」
「ちょっと痛くするけど、我慢出来る?」
「ん、……」
臀部を塞いだなつみの指が輪を描き出す。指一本咥えることにようやく慣れ始めた窪みが、小さな悲鳴を訴え出した。
「ああっ……ひっ……ああっ、……」
疼痛と快楽がせめぎ合う。愛液がとろとろと流れ落ち、肉を脅かす指の根本を補翼する。
「あっ……はぁっ、ああん!、あんっあああっ……」
なつみが美優の肩の真横に片手をついた。
羽根のように軽い重みに組み敷かれて、美優は臀部に咥えた指に下半身を押しつけながら、なつみのキスに舌を伸ばす。
本当に初夜なら良いのに。
なつみと二人、永遠の時の中に閉じ込められてしまえれば──…。
無辺のような幸福が、美優をひととき血迷わせた。