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セルフヌード
第4章 光と闇







「美優の隣の金髪の子を撮った時は、こういう仕掛けを置いてたの。このフィルターが月明かりを通して、ぼやけた雨になっていたんだ」


 ついこの間まで薄紅を残していた邸宅の庭は、初夏の息差しを迎えていた。


 美優はなつみの構えるカメラの前で、玲瓏たる樹木の下にいた。


 特殊なフィルターに透けて降り注ぐ月光が、人知れず炫耀の雨を降らす。

 美優を抱くのは、ニーハイソックスと赤い鎖。

 なつみは美優の丸裸の乳房に鎖を巻きつけ、腕を樹枝に吊り上げた。

 肉質の果実の頂で、滾った蕾に愛慾が募る。あられもなく膨れたコットンパールは、美優を収めるレンズの愛撫に顫えて、生き物のように艶を放つ。片側のももが引き上げられた。泉の割れ目が露出した。


「優秀なモデルさん。……おねしょが光って、イきそうな顔してる」


 ぴちゃっ、ちゃぷ…………


 なつみの指が美優の割れ目を責め立てる。しめやかな塩汐波が内股を伝うほどになると、また、シャッターが美優を犯し出した。


「美優、いじめられて感じるタイプでしょ」

「そん、な……こと……はぁっ」

「そういう格好で撮られながら、こんなに濡らす子いないよ」

「それはっ、……私が素人だから……はぁっ、はぁ……」

「ほんとに公でもパートナーになっちゃおうか」

「あっ……あぁあっ……」


 なつみがカメラを下ろすなり、美優の乳首に吸いついた。
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