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セルフヌード
第8章 *最終章*セルフヌード
なつみが帰ってくると、美優は浴室に入って汗を流した。
ピンクが基調の上下セットの部屋着を借りて、なつみの下着を身につけた。二年前はアンダーバストがきつかった、このサイズも今は美優にぴったりだ。今日まであんな思いを味わわされて、肉も落ちて当然だ。
部屋に戻ると、美優のリクエストした通りの夕餉と離乳食が並んでいた。
「お湯あたたまった?」
「うん。……ごめんね、私だけ寛いじゃって」
「良いって。美優は素顔も可愛いもん。ささ、座って。髪、乾かしてあげるね。ご飯は温めれば良いだけだけど、美優が湯冷めしたら大変」
トリートメントをサボったために、すっかり剛毛に戻った美優の髪を、なつみが優しく乾かしてゆく。
それから美優は、嚥下の度に胸がとろける美味な夕餉に舌鼓を打った。
顔の筋肉が痛くなるまでたくさん笑って、みっともないほどはしゃいだ。