この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
セルフヌード
第3章 愛玩
「はぁっ……こ、怖く……な──…あああっ」
男の指が、女のマグマに侵入する。
女は気丈に男を見つめ、顫え、熱い息を吐き続ける。
「そうか。怖くない……か」
「はぁ……はぁっ、ぁっ……んん」
男の指が性臭を連れて女の膣内(なか)を離れていった。
女は男に従って、女自身の分泌液にしゃぶりつく。
「まぁ良い。お前はわしに逆らえんのだからな。……くく。わしはお前を知らねばならん。お前は相当の尻軽と見た……オメコの具合を見てやろうではないか」
「ひっ……やっ」
男がピンポンボールを握った。
一見どこにでもある球体は、全部で六つ。一本のテグスに繋がっていた。
ぐり……ずぶっ……くちゅ、ずぶずぶっ、ぐちゅ…………
「ぁ……ああぁぁぁ……あああっ!!……」
女の口が、絶望の味を含んだよだれをこぼす。充血した目が明後日を求める。
男が、秘口を飛び出たテグスを引っ張った。
女の体内でこすれ合っていた球体が、列をなしてぼこぼこ気体に逆流する。
「ああああああああっっっ…………」
男は女の唇を開け、二つの球体をねじ込んだ。そして新たな異物を掴み上げる。
ジャガイモ、玉ねぎ、ワインボトル──…。
男は女の若く溌剌とした肉体を調べ、化粧っ気のないかんばせが恐怖に堕ちゆく様を愉しむ。