この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
セルフヌード
第3章 愛玩


「貴女を母親と呼んだ覚えはありません」

「お黙り!!」


 女の平手がなつみの頰を酷薄に打った。目尻に皺を刻んだ目が、悪意の快楽に耐えかねながら、連れの女に秋波を送る。

「ねぇ貴女。この女に比べたら、そこらの商売女なんて上品なものよ。この女はね、股が緩くて、気兼ねてやる価値もない。……ね?なつみ。お前は私にいたぶられたいがためなら、家畜のように媚びるわね。彼女に見せておあげなさい」

「──……」

「どうしたの?ほら、いつものように。お母様の命令よ。こうしている間にも濡れたお花を私に見せて、ここに何でもぶち込んで下さいとお願いなさいよ」


「っ……」


 なつみの手が、ひとりでに、不可抗の魔力の干渉に従う。
 ソックスを脱ぎ捨てて、ドロワーズに指をかける。二人の女の監視下の許、ストッキングをずらしたところで、身内を自称する女の野次が制止をかけた。


「のろ臭いわねぇ」

「…………、ぅっ」


 女の片手が、なつみの春色のカットソーを盛り上げていた弾力を鷲掴みした。心臓を抉り取らんばかりの指先が、乳房をしごき、キャミソールごとたくし上げる。

「やっ……」

「ほら、丸裸よ、全部お脱ぎ。出来ないなら、お前が泣いて喜ぶ躾から始めても良いのよ」

「っ……」


 すりこまれた絡繰りの呪文。

 粘り気のあるその声が、その語調で、その言葉を注ぎ込んだなつみの耳は、戦慄する。指先は、女に従う。


「そうそう、早くなさいね。私のお気に入りの友達は、淫乱な、お前のような身体の女にこそ、特別な快楽を催すの」…………
/269ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ