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セルフヌード
第3章 愛玩
「あんっ、あぁぁっ……あっあっ……やぁっ、やだぁぁっ……あんっ!!」
「良いんでしょ、美優、……皮、半分剥けてるよ。美優のお豆さん、乳首みたく膨れてる」
「やぁっ……はぁっ、あっあんっ、やぁんっ、舐めないで……恥ずかしいからやぁぁっ……」
「両足脱いでくシンデレラなんて、美優だけだよ」
「っ……」
なつみの指先が美優の足先を捕まえた。ガラスの靴でも履かせる手つきが、一日前の切り傷の痛みを呼び戻す。
…………ちゅ。
「っ……何するの?!」
なつみの舌先が美優の指と指とを割った。
真新しい傷の記憶を抉りながら、確実に治癒にいざなう口づけが、美優の性感をそそのかす。
「ぁっ……あんっ……いやっ……だからっ、お風呂も入ってないの……に、そこもいやぁ……」
「当たり前じゃん、入っておけなんて言ってなかったし。美優の指って可愛いな。……ごめん、こんなに綺麗な足なのに、追いかけて、止めなくて」
「良いからやめて!ほんと汚いから!変態で訴えるから!」
「美優は、綺麗」
「っ…………」
「綺麗だよ。本当に、……本当に。傷ついちゃいけないガラス細工。あんなとこ、走っちゃダメだよ。ほんと、ありえない……ありえないほど、……美優は」
「──……」
乳房の谷間にスマートフォンが落ちてきた。
なつみの、ピンク色のスマートフォン。
無機的な重みが肌を直撃しただけで、美優の放つ女の匂いが濃度を増した。