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月下の契り~想夫恋を聞かせて~
第2章 酔芙蓉の簪(かんざし)
 誰かが指さしている方向をつられるように振り向くと、都の大路を向こうから全速力で駆けてくる馬が見えた。逞しい躯つきの馬は相当興奮しているようだ。どうやら荷車を牽いていたのが勝手に走り出したらしい。
 ここは京の都の目抜き通り、昼下がりの時間帯は多くの人々が忙しなく行き交っている。皆、突如として出現した暴れ馬に息を呑み立ち往生しているばかりだ。
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