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月下の契り~想夫恋を聞かせて~
第3章 噂の姫君
―どうか姫さま、お幸せに。
 最後まで薫子の幸せを願い続けてくれたのはこの優しい乳母だけだったに違いない。
 その時、薫子は十四歳になっていた。毎日、乳母と一緒に市に出て蒸し饅頭屋を手伝っていたから、既に何とか見様見真似で商いを引き継いでゆくだけのことはできるようになっていた。乳母と薫子は近隣では評判の仲良し母娘で通っていた。
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