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月下の契り~想夫恋を聞かせて~
第3章 噂の姫君
 しばらく紫陽花の庭を眺めた後、再度促すと今度は素直に頷いた。
「そうね」
 布団までまた姉を支えて歩き、手を貸して横たわらせる。
「ありがとう。今日見た紫陽花は、今まで見た中でいちばん綺麗だった。きっと生涯忘れないわ」
「また、数日以内には必ず参ります。まだ紫陽花も咲いているでしょうから、一緒に眺めましょう」
 薫子は姉を力づけるように言い、あまり長居して病人を疲れさせない中に辞去した。
 
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