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人妻の欲望 ――短編集――
第2章 妻の友達

妻の友達はよくウチに遊びに来る。
「ただいまー。」
くたびれたスーツで帰ると、自分の妻より美幸さんの方が先に出迎えてくれる。
「あ 、啓介さんおかえりなさーい!」
その華奢な身体に似合わず子どもは二人。
膝上のデニムから伸びる黒いレギンス。
上は黒いTシャツで、胸はない。胸があれば俺的には完璧だった。
ただムチムチとした足が妙に色っぽく、
いつも俺のオカズになっている。
「美幸さん、また来てたんですね。」
「またってなに!またって!もう~!早く上がって!」
そんなくだらないやりとりをしながら、
婉曲しているお尻を眺めながら自宅に入る。

