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人魚姫の唄声
第1章 人魚姫。

私は脚を広げられ、拓海はその間に身体を滑り込ませる。
痛々しく大きくなった肉棒を蜜口に当てる。
蜜を全体に塗りつけ、なるべく負担のない様に気を使ってくれる。
その、優しさが私にはわかる。
なるべく痛くないように。
「…碧。一緒に逝こうね。」
静かに先端が入ってくる。
まだ、先だけしか入っていないのに引き裂かれる痛みがジワジワとくる。
きつく目を瞑る。
息を吐く。
たっぷりと出ている愛液で滑らせ、根元まで入り込む。痛みより、圧迫感と拓海の存在感。
「…全部、入ったよ。多分、これから痛いかもしれない。でも、耐えて。受け入れて…。」
私の膝を支え、ゆっくりと腰を動かす。
痛みが身体を襲う。
…痛い…。
口を開け、息をする。
拓海は私の頭を撫でたり、おでこにキスをしたり何とか気をまぎらわそうとしてくれている。
それでも、腰の動きは止まらない。相変わらず痛みだけが身体を貫く。
あぁ。あぁっ…拓海、拓海…。
腰を掴まれ、さらに奥へ奥へと突き上げる。
激しいピストンに身体が揺れる。
拓海の喘ぎ声とベッドの軋む音が響きあう。
「あ、碧っ。ああっ、碧っ。」
擦られる入り口と、中が熱くキツく攻められている。身体の中に小さな快感が芽生える。
それはまだ、不確かな快感。
頭の中が白くなる。
拓海の腰の動きに余裕がなくなり、肉の打つ音が響きわたる。
拓海の吐く熱い息が、私の耳元に当たる。
「碧、碧っ…もう、もう…。」
私の身体の中で、オーガズムを感じる。それはジンジンと子宮の奥から湧き出て、身体の中心で爆発する。
「…あぁ…。」
「はぁっ、碧…っ!!」
拓海も絶頂に達し、張りつめた欲望を私の身体の中に放った。
私と拓海は繋がったまま、ベッドの波に飲まれていく。力尽きた拓海の身体を撫で、髪を梳く。汗でいつもよりはねっ返った髪の感触を楽しむ。
拓海は身体を起こし、私の中から抜け出て行く。
それが、淋しく感じ拓海の腕を掴む。
拓海は私を抱き寄せ、頬にキスをする。
「碧…君が好きだ。それが、栞を裏切る事になっても。君を大切にしたい。」
『私も拓海が好き。』
「いつか。いつか、君の声が聞きたい。」
私の髪をひと束掴み、唇を落とす。
「…快楽に喘ぐ声を聞きたい。」
痛々しく大きくなった肉棒を蜜口に当てる。
蜜を全体に塗りつけ、なるべく負担のない様に気を使ってくれる。
その、優しさが私にはわかる。
なるべく痛くないように。
「…碧。一緒に逝こうね。」
静かに先端が入ってくる。
まだ、先だけしか入っていないのに引き裂かれる痛みがジワジワとくる。
きつく目を瞑る。
息を吐く。
たっぷりと出ている愛液で滑らせ、根元まで入り込む。痛みより、圧迫感と拓海の存在感。
「…全部、入ったよ。多分、これから痛いかもしれない。でも、耐えて。受け入れて…。」
私の膝を支え、ゆっくりと腰を動かす。
痛みが身体を襲う。
…痛い…。
口を開け、息をする。
拓海は私の頭を撫でたり、おでこにキスをしたり何とか気をまぎらわそうとしてくれている。
それでも、腰の動きは止まらない。相変わらず痛みだけが身体を貫く。
あぁ。あぁっ…拓海、拓海…。
腰を掴まれ、さらに奥へ奥へと突き上げる。
激しいピストンに身体が揺れる。
拓海の喘ぎ声とベッドの軋む音が響きあう。
「あ、碧っ。ああっ、碧っ。」
擦られる入り口と、中が熱くキツく攻められている。身体の中に小さな快感が芽生える。
それはまだ、不確かな快感。
頭の中が白くなる。
拓海の腰の動きに余裕がなくなり、肉の打つ音が響きわたる。
拓海の吐く熱い息が、私の耳元に当たる。
「碧、碧っ…もう、もう…。」
私の身体の中で、オーガズムを感じる。それはジンジンと子宮の奥から湧き出て、身体の中心で爆発する。
「…あぁ…。」
「はぁっ、碧…っ!!」
拓海も絶頂に達し、張りつめた欲望を私の身体の中に放った。
私と拓海は繋がったまま、ベッドの波に飲まれていく。力尽きた拓海の身体を撫で、髪を梳く。汗でいつもよりはねっ返った髪の感触を楽しむ。
拓海は身体を起こし、私の中から抜け出て行く。
それが、淋しく感じ拓海の腕を掴む。
拓海は私を抱き寄せ、頬にキスをする。
「碧…君が好きだ。それが、栞を裏切る事になっても。君を大切にしたい。」
『私も拓海が好き。』
「いつか。いつか、君の声が聞きたい。」
私の髪をひと束掴み、唇を落とす。
「…快楽に喘ぐ声を聞きたい。」

