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人魚姫の唄声
第1章 人魚姫。
 拓海の腕に抱かれて目を閉じる。

 素肌の暖かさと、鼓動にうっとりとする。

「碧…シャワー浴びようか?」

『一緒に?』

「嫌かい?」

 顔を覗き込まれ、顔を赤らめる。
 そっと首を横に振る。
 拓海はベッドから降りて、私の手をとる。

「きれいに洗ってあげるね。」

 私もベッドから降りようとしたら、膝に力が入らずよろける。拓海は繋いでいた手を引き、抱きかかえる。
 お姫様抱っこでシャワールームに行く。

「軽いな、碧は。」

 ジャグジーの湯をためている間に、その間にシャワーを浴びる。

 拓海は私を膝の上に座らせ、背後から泡立てたボディソープを塗り始める。

 まだ、拓海を受け入れた場所が痛い。

 時々、忘れた頃に痛みだす。

 拓海の指遣いにため息をする。後ろから回された手が、乳房を優しく形になぞり敏感な乳首をかすめる。
 
「はぁ…っ。」

 息を吐きながら、背中を反らせる。
 背筋を拓海の唇が静かに這う。
 左手は乳房を愛撫し、右手はそっと秘部に触れる。

「…まだ、痛いかな?きれいにしておかないとね。」

 ぬるいシャワーを秘部に当てられ、長い指で優しく撫ではじめる。花芯を捏ねたり、掠めたり。
 ジンジンする蜜口をそっと洗い始める。

 頭がボーッとしてくる。

 拓海の息が耳にかかると腰のあたりがゾクゾクしだす。
 
「碧がこんなに敏感だとは思わなかった。少し触れただけなのに、こんなに濡れはじめてる。」

 拓海の言葉にうつむき恥じらう。

 背中を拓海の胸に預け、優しい愛撫に身を任す。
 クスクスと、拓海は笑う。

「お風呂に入ったら、帰ろうか。さすがに栞に疑われるかも。」

 拓海は私を抱き上げ、泡だつジャグジーに入る。
 それでも、柔らかい乳房の感触を楽しむように愛撫し、首元に唇を落とす。

 拓海は同じ様に栞を抱くのだろうか。
 愛撫し、身体に入れ込み声を上げるのだろうか。

 私だけの物にしたい。

 私は、自分から拓海の身体に触れる。

「碧…煽らないで…。」

 私は身体を押し付け、唇を寄せる。薄っすらあいた隙間に舌を入れ込む。拓海は私の舌を受け入れ、絡め取る。今まで自分からした事がない激しい口付けに、頭がクラクラしてくる。

 拓海の肩や腕を撫で、男の身体を堪能する。

「…碧…君を抱き壊してしまいそうだ。」
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