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好きだから。。。
第2章 -いつもの日常?-
そんな話をしてるうちに 朝礼が終わり
「では、今日も1日 よろしくお願いします」
「「「「よろしくお願いします」」」」
「では、細川くん。
一緒に挨拶回りに行こうか。」
「はい。」
「じゃあ、行ってくるよ。
みんな、後はよろしく頼む。」
社長がそう一声かけてオフィスを出ていく。
「「いってらっしゃいませ」」
と、声をかけた時 ふと視線を感じて
そちらを見ると 課長と目があった。
目があうと、課長はふっと笑い
「行ってきます」
と、オフィスを出ていった。
「ちょっと〜
細川課長ってば、素敵すぎる♪」
梓が横で 騒いでる。
その後ろから、
「ホントですぅ。またイケメンが増えましたね♪」
と、可愛らしい声が。
会社一の小悪魔(笑) 森 朱里ちゃんだ。
「朱里ちゃん、課長がタイプなの?」
と、梓が聞いてる。
それ、さっき私が梓に聞いた台詞だけど。
「はーい。タイプですぅ♪
というか、ここの会社はイケメンが多くて
朱里 すっごく嬉しいです♪」
と、素直な反応が。
「そうだっけ?」
「もぉ〜〜〜
真理子先輩ってば、クールすぎますぅ。
ウチの会社は イケメン揃いって評判がいいの知らないんですか?」
と、朱里ちゃんはプクッと頬を膨らませる。
可愛いので その頬を突っつきながら
「はいはい。ごめんね〜。
さて、そろそろ始業時間だよ。
席につきましょうね。」
「はい。は、1回ですよぉ。」
と、また頬を膨らませる。
「ほらほら、朱里〜。
アンタの仕事 さっさとやっちゃいなさい。」
奥からウチの会社のお局様。
水谷 千里さんから 声がかかり 慌てて
自分のデスクに戻る朱里ちゃん。
あ、お局様といっても 水谷さんは
意地悪じゃなくて、素敵なお姉さまなの。
バツイチで なんと年下の彼氏もいるらしい。
さてと、私も仕事しなきゃね。