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それでも・・愛してる
第8章 比べてみても・・
「なにいってんのよ!そんなに簡単に先に進んじゃったらつまんないじゃない?」
・・わぁ!なに言ってんの私?これじゃ逆に期待させちゃうじゃない・・
今度は私が赤面して、焼鳥に助けを求めた。
「おお!待ってましたその言葉ってか?よし、美鈴がその気になるまで待つとしよう」
満足げな陽斗は、どんどん食べろと私の前に焼鳥の皿を押しやりながら、
「すいませ~ん、がんばるからビール追加!」
と、さっきのオヤジに手を振った。
陽斗の動作を見終えてから、私は心の中をさらけ出し始めた。
「考えちゃうっていうのはね・・」