この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
それでも・・愛してる
第1章 記憶・・


「ねぇ美鈴、ほんとに結婚しないの?」

飲み会で集まると、誰にでも彼にでもおんなじことを聞かれて、
もろにうんざり気分を顔に出しながら逆に尋ねる。

「ねぇ、結婚って、しなきゃいけないの?」

指で鼻を上に突き押した変顔を見せると、聞いた相手は呆れて天を仰いだ。

「今はそうやって余裕かましてんだろうけどさ、
 いっくら美人だっていったってやっぱ歳とると不利だよ~
 だいたい、男なんか選び放題でしょ?美鈴の条件に合う男なんか
 簡単に探せるんじゃないの?」

小馬鹿にしてるな、コイツ・・
そう感じさせる言葉でも、確かにたまには心に突き刺さる。
別に、私だって意地になってるわけじゃないけど、
興味もてないんだから仕方ないよ。
結婚っていうセレモニーくらいはやってみたいって思っても、
家庭というものを持って築いて、そして子供を産み育てる・・
子供・・あんまり好きじゃないし・・
だから余計に、興味ないんだ・・

まぁ自分の心の声に耳を傾けながら、
そんな時期がやってきたら考えればいい・・

そうやって20代を、30代を過ごしてしまい
とうとう40歳目前というところまできてしまった。
あっという間に・・






/310ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ