この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
それでも・・愛してる
第10章 気になる親子

「こちらへは転勤かなにかで?」

あ、はい・・と、なんとも力ない返事。
静江さんはその様子から、なんだか訳ありだと感じ取ったのか、
余計な話はしないようにしている。

希望の間取りで希望の賃料に見合う物件のプリント3枚ほどを目の前に置かれた父親は、
黙ってそれぞれに目を通している。

それにしても・・おとなしい子だ。
歳は4歳くらいかな?お父さんの隣りでじっとしている。
足をバタつかせたり父親に話しかけたりもせず、おとなしく座っている。

「ボク、えらいね、おとなしくしていて」

私の声に顔をあげてくれたが、それ以上の反応は見せてくれない。
静江さんも続けて声をかける。

「ほんと、いい子にしてるねぇ。今日はママは?一緒じゃないの?」

その言葉に過剰に反応したのは、父親のほうだった。

/310ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ