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それでも・・愛してる
第14章 充実した休暇・・・あの親子と


店を出て、少し離れたところまで歩いてきてから私は滝川さんを振り返り、
こらえていた笑い声を堂々とあげた。

「あ~おかしい!なんとか騙しとおせましたね!よかった!」

ケラケラと笑い続ける私に、やっと滝川さんも明るい笑顔を見せてくれた。

「あの・・ありがとうございました。助かりました。私・・話し下手なもんで」

やっと、会話らしい会話ができた。

「いいえ、どういたしまして。ちょっとはお役に立てたかしら?」

「ええ、もちろん。さすが不動産屋さんですね。・・あの・・お礼にお茶でも・・」

きっとこの男はお茶にさそったりしないだろうから、私から誘ってみよう。
そう思っていたのでちょっと驚きながらも、はい是非、と返事をしてから
男の子に視線を向けた。
なんだか少し、疲れているみたいだ。

「ボク、おなかすいてるんじゃない?そうだ、ファミレス行こうか、ね!
 そうしましょうよ、滝川さん。そのほうが気が楽でしょ?」

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