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それでも・・愛してる
第15章 充実した休暇・・家を探す

「隣の駅前にはけっこうありますよ、保育園。認可とか無認可とこだわらなければね。
 隣駅はわりとファミリー層が多く住んでるんで他の駅と比べたら多いんじゃないかな」

「そうなんですか」

もう一つ、探さなきゃいけないものが出てきて、
私の頭の回線が絡まりかけてきた。
ここはいったん戻って作戦をたてなおさないと・・
滝川さんには目くばせしただけで、私は不動産屋にとりあえずの結論を告げた。

「どちらかというと最初のお部屋が良さそうかなとも思うんですけど、
 保育園のこともあるし・・今は決めかねるのでまたご連絡することにします。
 お手数おかけして申し訳なかったですけど、それでもいいかしら?」

めいっぱい申し訳なさそうな顔をすると、
男は仕方ないかという表情を浮かべた。
でも静江さんの言う通り、こんな事は日常茶飯事ってことが、彼から伝わってきた。

「じゃあお決めになったらご連絡いただければ。
 ただ、その時必ずしもそのお部屋が空いているとは限りませんのでそのおつもりで」

いつも静江さんが口にする同じセリフを、この男も口にした。


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