この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
それでも・・愛してる
第18章 充実した休暇・・その愛を受け入れて

陽斗はまさか、夜を明かすつもりでいるのだろうか。
いや、そうなのだろう。
彼のあの言い方。自信に満ちた顔。
最初っからそのつもりで2日間の休みを取ったに違いない。
そう理解したとたんに、私の体は一気に熱くなった。

「一応確認するけど・・もしかして今夜・・」

「今夜・・なに?はっきり言えよ」

「え?・・あの、今夜・・一緒に・・朝までいるって・・ことで?」

「そうだけど・・美鈴、なんか想像してんのか?」

じっと見られて、顔から火が出た、気がした。

「そ、想像通りだ、たぶん」

指でバーンと私のハートを打ち抜く。
ふざけて笑わせようとしているけど、陽斗の顔も気持ち赤い気がする。

「まだ肝心な事、話してないからな。後の楽しみにとっておかなきゃ。
 さてオレたちも少し歩こうか。恋人になっての初歩きだ」

「肝心な事って?」

「なんで・・こんなにあせって美鈴に告白したか・・ちゃんと理由があるんだ」

陽斗が立ち上がるので、私も慌てて立ち上がる。

店を出ると、彼がそっと私の手を取り体を寄せてくる。
見上げた横顔が、すごく・・かっこよく見えた。


/310ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ