この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
それでも・・愛してる
第20章 待っていた客

滝川さんだ。
明るい笑顔の滝川さんだ。
その横には・・この人が彼の奥さん。そして優太くんのママ・・

「こんにちは!お元気でしたか?またお会いできて・・嬉しいです」

私の瞳は感激で潤っていたかもしれない。
彼を熱く見つめてしまったかもしれない。
この感動をあれこれ考えて表現するなんて器用な事は出来ない。
感じるまま、そのまま気持ちをあらわにした。

「ええ、おかげさまで。こちらの暮らしにもすっかり慣れて。
 紹介します、私の妻です」

その誇らしげな顔を見たら、あの時一瞬よぎった滝川さんへの想いが蘇った。

「滝川涼子です。その節は主人と優太が大変お世話になったそうで・・
 ほんとうにありがとうございました」

私が事情を知っていることを知っているからか、少し恥ずかしそうに挨拶をした。

「石田です、はじめまして。こちらこそご主人にはいろいろ教えていただいて・・
 さあ、どうぞ、おかけください」

来客用のソファを勧めてから大急ぎでお茶の支度をする。

「すみません、今私一人なもんですから」

そう言い訳をしながら慌ただしくお茶を出すと、

「あの、今日は相談できました。是非石田さんにお願いしたくて、こちらへ」

/310ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ