この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
それでも・・愛してる
第8章 比べてみても・・

「長年の習慣を変えるのって、時間かかるんだなぁって、ちょっと驚きました。
 でも今ではなんとか。これもみんな静江さんのおかげです」

淹れてきたコーヒーを静江さんの前に置きながら、ぺこりと頭を下げた。

「なに言ってんの、石田さんが努力してるからよ。それにね」

静江さんはうふっと笑ってからコーヒーを一口すすり、

「正直言うと・・美人ってお高く留まっているみたいに思い込んでいたけど・・
 ほら、周りにそういう人、いなかったからさ。
 でも石田さんはなんでもやってくれる。キッチンのお掃除なんて手出さないかしらって
 思ってたけど、こまめにやってくれるし、細かいとこにも目が届いてるし。
 それに加えて天然なんだから、なんか妙に安心しちゃったわよ」

言い終わると私の二の腕をポンとたたいて、距離の近さをアピールしてくれた。
照れ隠しに私もコーヒーをすする。

美人って、得もするけど損もする。
こういうイメージで。
だから人類みな平等ってこと。
美人だろうがそうじゃなかろうが、裕福だろうがそうじゃなかろうが、
人間だれしもプラスとマイナスを持っている。そういうこと。

/310ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ