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つみとバツと結
第2章 葉桐ウキョウ
「よう!葉桐さん、調子はいかが~?」


俺はとっさに両手を隠した。


「別に何ともないが…。」


「そうですか。おや?ファイルを見たようですね!最後までお読みになりましたか?」


「まだ途中だ。それよりエイジとユキに会わせろ!」


「ええ、今から案内しますよ。付いてきてください。」


二人は、医務室を後にしドアを開け突き当たりのエレベーターで今度は、3階を目指した。


向かっている途中からなのか…医務室を出たときからだろうか…


自分の体が熱すぎ事に気づいた…


思い出すのは、何故か…あのツバサの自慰行為…!


キスケにバレぬようそっと自分の手で額に当て熱を計る。


熱が異常に高い…!
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