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つみとバツと結
第2章 葉桐ウキョウ
俺は右手でキスケの手首を掴むと意識を集中させた。
手から放たれた斥力により、キスケは手から天井に激突し、身体も勢いよくぶつかる。
「ぐぁぁぁ!」
近くにいたナナはそれを見た瞬間に下がり、能力を発動したのか、透明になり回りと同化した。
能力を発動させた俺さえ一瞬戸惑い、キスケを助けようとしたが、走り出した瞬間に脳がぐらつき体勢を整える暇もなく倒れた…
「ナナ、やめろ!」
倒れ込んだ俺の背中に何がのし掛かり、身動きがとれないでいる俺にケイジが大声で叫んでいた。
ケイジが俺の方に歩いてくると、身動きがとれない理由がわかった。
俺の上に現れたのは、ナナだった…。
手から放たれた斥力により、キスケは手から天井に激突し、身体も勢いよくぶつかる。
「ぐぁぁぁ!」
近くにいたナナはそれを見た瞬間に下がり、能力を発動したのか、透明になり回りと同化した。
能力を発動させた俺さえ一瞬戸惑い、キスケを助けようとしたが、走り出した瞬間に脳がぐらつき体勢を整える暇もなく倒れた…
「ナナ、やめろ!」
倒れ込んだ俺の背中に何がのし掛かり、身動きがとれないでいる俺にケイジが大声で叫んでいた。
ケイジが俺の方に歩いてくると、身動きがとれない理由がわかった。
俺の上に現れたのは、ナナだった…。