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つみとバツと結
第3章 東海林ラエル
「オッケイ!話そうか!このウイルスはあくまで『選考』しているだけに過ぎないんだよ。」
「まだ…わかりません、ジンさん。」
「もっと砕いて話すとウイルスはより生き残るために人間を選び、選ばれた人間は新しい人間になってこの世に生まれ変わるんだ。」
新しい人間…?
「知識がない人間を作り出し、世界をリセットすることが目的ならばアダムとイブの世界になり神、即(すなわ)ち、これを造り産み出した者の世界を作り出すことが出来る…。」
「質問だ。仮にそれが目的だとして選ばれた人間と言うのはどこに………まさか、ツバサか…!?」
「その通り!ツバサが選ばれた人間と言えるだろう。どこかのバカが操りさえしなければ彼女は、次々に子を作り出す。ツバサは、生まれ変わった時点でウイルスの抗体を持っているだけでなく知識が失われている…。単純に子孫を残す為だけの女だ!」
ジンの表情は真剣だ…
「まだ…わかりません、ジンさん。」
「もっと砕いて話すとウイルスはより生き残るために人間を選び、選ばれた人間は新しい人間になってこの世に生まれ変わるんだ。」
新しい人間…?
「知識がない人間を作り出し、世界をリセットすることが目的ならばアダムとイブの世界になり神、即(すなわ)ち、これを造り産み出した者の世界を作り出すことが出来る…。」
「質問だ。仮にそれが目的だとして選ばれた人間と言うのはどこに………まさか、ツバサか…!?」
「その通り!ツバサが選ばれた人間と言えるだろう。どこかのバカが操りさえしなければ彼女は、次々に子を作り出す。ツバサは、生まれ変わった時点でウイルスの抗体を持っているだけでなく知識が失われている…。単純に子孫を残す為だけの女だ!」
ジンの表情は真剣だ…