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第4章 氷室カイ

「雑魚は、ほっとけ、ヤマト。」


シュウタが笑いながら煽った…


「そこまでにしなさい、ヤマト、シュウタ。殺すぞ…」


ジンの殺気にヤマトとシュウタだけでなく、ここにいた全員が威圧感を覚えた…


四人を除いて。


その中の一人、ミツバが話し出す…


「何て言ったらいいのか…。最初に謝りたい！シュウサクが死んだのは私のせいだ…」


「ミツバ。今は…変な言い方だが、過去に囚われないでほしいわ。それと本題がズレたけど、問題は山のようにある。まずは、これを見て！」


すると、モニターにジンの携帯が写しだされる。


「今現在、この中でレベルが一番高い『龍虎』の名波リュウヘイの携帯と比べるわ。」


モニターに映し出されたジンの携帯とその隣にリュウヘイの携帯が並び出される。