この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
-蜜姫-
第4章 -第三章-




「…雪乃様は、薔薇がお好きですか?」




「あ……はい。

そうですね。


フレグランスもローズ系のものを使っていたし……」







-カチャン



「失礼します。

雪乃様、お飲み物をどうぞ……」


声の方へ振り向くと 若いメイドが テーブルセッティングをしていた。



「……あれ?」



雪乃はその若いメイドを見て 驚く。



雪乃の視線に気づいたメイドは ニッコリ笑う。



「あなた……同じクラスだった 小林 真由子さん?」



「はい。 覚えていてくださって、光栄です。」


ペコリとお辞儀する。




「…どうして ここに?……」




「私は元々 本條家に仕えるメイドなんです。

雅人様から命を受け、ここ数年 雪乃様と同じ学校に通い 影ながら見守っておりました。



黙っていて、申し訳ありません。」



真由子はすまなそうに また頭を下げる。





「見守るって……

今まで 危険な事も何もなかったけど?……」



雪乃は首をかしげる。




「雪乃様はご存知ないかもしれませんが、とてもおモテになってたんですよ?」


真由子は困ったように 笑う。


/51ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ