この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
-蜜姫-
第5章 -第四章-




「…………はい。



ええ。それは、もちろん。



……神崎様にはお世話になっておりますから……近い内に招待状をお送りいたします。

……はい。…………はい。



では、失礼いたします。」



ピッ




「……終わったのか?」



「……ええ。」



「最近 多いな?

やはりお姫様が “戻って”きたせいか?」



「……そうですね……」



雅人はフッと乾いた笑いをする。




「まあ…なぁ………

何て言ったって“蜜姫様”だからな……

その蜜を欲しがる男共は 山程いるよな。」




「……誰彼構わず 差し上げる訳には、いきませんよ……」



「それを“選別”するのが、分家とお前の仕事だろ?」


衛は コーヒーを飲みながら雅人を見上げる。




「……そうです。

蜜姫様を 正しく導きお守りするのが私の役目……」



雅人は 目を伏せる。




「で、どんな感じなんだ?

“俺達の蜜姫様”は?」



衛は 意味深に問い掛ける。




「……目覚めつつありますよ。

衛、あなたにも協力してもらいます。」



「…………はいはい。」



衛は やれやれと肩をすくめる。



「……悟は? どうする?」




「………………」




問い掛ける衛を 一瞥して 悟は部屋を出ていった。



「……まったく、アイツは………」




「……仕方ありませんね……」




悟の態度に 2人は 苦笑した。





/51ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ