この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
-蜜姫-
第5章 -第四章-




「おい、大丈夫か?」


悟は雪乃をソッと抱き起こす。




「……はぁっ…………ぁ………」




雪乃は震えながら熱い吐息を吐く。



悟は苦しそうな雪乃の顔を覗きのみ、息を飲む。



苦し気にしてる雪乃の頬は薔薇色に染まり、涙で潤んだ瞳と唇は艶めき、そこには昼間見た可憐な少女ではなく、1人の女性がいた。



「………っ……!」




悟は戸惑いながら、


「……とにかく、雅人に…!」


…知らせないと……と言う言葉を飲み込んだ。





身体の疼きに耐えられず、雪乃は悟に抱きついたのだ。



フワリと、雪乃から花の香りがする。



「……っ………苦しいのっ……!

お願い……助けて………!!」




「…蜜姫……?」




悟は雪乃の肩を掴み、ソッと放す。




雪乃は涙を浮かべ



「……お願い……

私を………この身体の疼きを……」



そう言いながら、悟の頬に手を伸ばし口付けた。



雪乃に いきなり口付けられ悟は驚き固まっていたが、やがて雪乃の口内を貪るように舌を絡めた。




「……んっ…………っ………ふっ………!」



ピチャピチャとお互いの唾液を 飲み込みながら深い口付けを交わす。




『なんて事だ……。
まだ こんな子供のような少女に……』


悟は雪乃との口付けに 身体の奥からナニかわき上がるモノを感じていた。




『この俺が、こんな少女に……

これが蜜姫の力なのか……?』




女との口付けが こんなに甘美なものだとは………



悟は雪乃との口付けに、酔いしれていた。



/51ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ