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双眸
第2章 始



「なぜ弥栄谷が…今更…」


瑞乃は睦鬼から顔を背け吐き捨てるように呟く


「三日前、見知らぬ男がとある文を携えてこの里に来たのは知っているな?」


睦鬼は問いに頷いて応えた瑞乃を見て話を進める


「その男が携えていた文がこれだ」


睦鬼は懐から文を取り出すと瑞乃に投げて寄越し、それを開いた瑞乃は美しい字が並ぶ文章に目を走らせる


そこには両里の禍根を絶ち和睦を切に願う言葉が並んでいた


「虫酸が走る…あ奴等が私たちにした事、水に流せと言うのか…」


文を持つ瑞乃の声と手がフルフルと怒りに震える


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