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真夏の花びら
第2章 三時限目


「まぁ、今時はセパレートですよね」

「だけど、なかなかそそる体だよ」

「校長先生やる気満々ですね」


液晶画面の中で生徒達と楽しそうに泳ぐ史織を見つめながら、二人も楽しそうに会話を続ける。


「田中君と飲みに行った時に話した計画だけど、実行するのは今日が絶好のチャンスだと思うんだよ」

「校長先生も元気ですね、もうすぐ定年だというのに」

「男の方は一生現役だよ。田中君だって四十五歳で独身なんだから下の方は元気でしょ。生のマ◎コを味わいたいって言っていたじゃない」

「まだ生の経験がないので......」

「まぁ、彼女や風俗ではゴムつけないとダメだからな」


そう言いながら校長はビデオカメラを机の引き出しにしまい、田中にソファーに座るように手で合図すると自分もソファーに腰を掛けた。


「佐々木先生が花を買ってきたじゃない」

「ええ、みんな綺麗だって言っていましたよ。佐々木先生も買ってきて良かったって喜んでましたし」


田中が腕時計で時間を確認する。


「あ!もうそろそろ三時限目が終わる時間ですよ」


三時限目の終わりを告げるチャイムが鳴ると、校長と田中はジャージのズボンに着替えて準備を整えた。

何も知らない史織は、まだプールサイドで生徒達と楽しそうにしている。


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