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催眠玩具
第9章 美獣の檻
催眠暗示の連鎖感応でずぶずぶと深みにはまっていく私に応えるかのように、高城さんの指がショーツの上から私のクリトリスを刺激した。素早くこする連続の往復に、ついに耐えきれず椅子の上で私の腰が小さく飛び跳ねる。
カタンッ……!
音がして、由美がこちらに目を向ける。
「すいません、ペンが落ちちゃいました」
そう言ったのは高城さんだった。
身を屈めて床を探す。
それがフリなのか本当にペンが落ちたのかはわからない。
「亜理紗、顔が赤いわよ……具合でも悪いの?」
インタビュー中断となった由美が、友達の言葉遣いで心配そうに私に尋ねる。
「う、うん……実は体調を崩して、昨日もお休み……を……」
「……?」
由美が言いよどんだ私に怪訝な眼を向ける。
テーブルの下に身をかがめていた高城さんが、大胆に私の脚を左右に広げたのだ。
駄目……本当に駄目……これ以上は……だって、こんなの……もう由美の前で立ち上がれない。スカートが完全に腰より上に……。
でも、それがますます私を濡らすのだ。