この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
催眠玩具
第12章 二律背反
「もう一度……絶頂するんだ」
「んはあああああっ! ああっ……うくぁっ! アアッ!」
駄目だった。耐えられない。逃げられない。
私の中の快楽の装置のコントロールは完全に彼に握られてしまっている。
彼の一言で私の子宮は感激し、膣を震わせてしまう。
廊下に転がって快感にのたうつ私の所まで来ると、高城はしゃがみ込んで、私の腰のホックを外し、ファスナーを上から下へと降ろした。
「嫌っ……何するのっ!」
「邪魔だろう? これからすることには」
そう言って、ズルズルと「邪魔な」布を引きずり降ろし……私のレースのショーツを露わにする。
これからすることって……?
まさか……!
怯える私の顔の前に、高城が片手をかざし、その指で狐の頭を作る。影絵で遊ぶときのあの形だ。
「さあ、真似して」
すると、私の指もまた同じような形を作る。
そして、その狐の頭が……。
「あっ……あっ……嫌っ……駄目……指が……勝手に……ああっ! ああ……駄目ぇっ……ンッ! ウ、ウ、ンッ!」
潜り込み、肉を転がすフォックスフィンガー。
「もう片方も遊ばせてないで手伝ってあげないと」