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催眠玩具
第3章 羽化する淫夢
そして、彼女が次に知るべきことは……
「ど、どうして……うぁっ! アッ……ンッ……アアッ!」
体勢を逆転させ、今度は僕が亜理紗を体の下に組み敷いて喘がせる。
彼女が知らなければならないのは、この快感だ。
見知らぬ者に犯され、それなのに感じる悦び。
彼女はそれを知らなければならない。
憶えなくてはならない。
「どうしてって……色々な所で記事になったりしているじゃないですか……若くて美人の女社長……ベンチャーの新星と書かれていたこともありましたよね」
そう言いながら、ぬかるむ亜理紗をかきまぜる速度を上げていく。
「あっ……はぁっ……そ、そういうっ……アアッ! こと……じゃなく、て……ンンアッ! わ、私は……アッ……あなたを……知らないわ! アアッ! アアッ! アアアッ!」
否応なく感じさせられながらも、亜理紗はどうにか問い返す。
さすがはひとつの企業をコツコツと育て上げ、若いながら何人もの社員を率いる女性だ。
でも、どこまで耐えることができるかな?
自立した、気丈な女の仮面。
それはもうはがれ始めているというのに。
年下の男の子の前では大人の女であり続けなくてはならないなんて、つまらない常識だと思わない?
そんな仮面なんか、今、僕が外してあげるから。
「知らない? 知らないだって、可笑しいな! こんなことまでしておいて……」
亜理紗の奥を突いてやる。