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催眠玩具
第3章 羽化する淫夢

「でも、気にすることはないですよ。これから貴女は生まれ変わるんですから。恥ずかしい姿を見られれば見られるほど悦ぶ女に」

 そう言って、僕は再びスマートフォンのカメラでバシャバシャと彼女の裸体を撮影してみせる。

「ほら、どうです? 感じるでしょう? 自分の痴態を……もっと、もっと多くの人に見せたいと……貴女はそう願い始めている……」

 闇の中に炸裂する光が浴びせられる度に、まるで敏感な箇所に触れられたかのように亜理紗が身をよじる。

 合間合間に繰り返される僕の暗示の言葉に肉体が反応してしまっているのだ。

「あっ! ああぅっ! アアンッ! ああっ……あああっ!」

 そうやって乱れさせながら、僕は空いた方の手を亜理紗の腰に添えると仕上げにかかった。

「さあ、いくよ……亜理紗。次に僕に絶頂させられたら、亜理紗はもう新しい亜理紗だ。見られて興奮する淫らな女……いつでも、どこでも……」

「嫌っ……嫌よっ……いやあぁぁぁぁあっ!」

「フフ、嫌なの? なら、どうして僕に合わせてこんなにいやらしく腰を動かしているのかな……?」
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