この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
催眠玩具
第4章 堕落の遊戯

「揺れるから」などと言って、本当は私の体を他の乗客たちにじっくりと見せつけるためだということはわかっていた。

 昼下がりのこの時間帯には、人もまばらだ。

 でも、全くいないというわけではない。現にこの車両には三、四人ぐらい――そしてこの先の車両にしても、一人も人がいないということはないはず。

 私を見て眉をひそめる女性。ずっと目で追い続けて来る男性。

 その視線のどれもが私の中の淫欲を高める。
 一歩踏み出す毎に体温が上がる。

 どうにか車両を横断して、連結部に辿り着いたときには、私はドアにぐったりと身を預けるようにして桃色の吐息を漏らして喘いでいた。

「う……う、う……はぁっ……あ……はぁっ……」

 恥ずかしい。恥ずかしい。
 ああっ……凄く興奮する!

 熱い……スカートの奥……燃えてる……。

「どうしたんですか? 早く次の車両へ」

 背後から少年の声。

「無理よ……お……おかしくなっちゃう……あ、熱いの……体が……」

「それはいけませんね……ボタンをひとつ外したらどうですか?」

「……!」
/176ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ