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催眠玩具
第5章 玩具同士で
「おおっ……あっぐ……んふぅっ……感……感じ……るっ……ああっ! いつもよりっ……アッ……アッ……アアンンッ! いやっ……駄目……見られてる……見られてるのにぃっ……」
「素敵だよ、亜理紗……こんなに素敵な亜理紗を社員の人たちにも知ってもらわないと」
「……駄……駄目ぇ……」
「それにほら、さっき電車で亜理紗はちゃんとゲームをクリアしただろう? だから、これは僕からのご褒美だ」
写真を撮るのは一枚だけにして、僕はそのままスマートフォンに登録されている亜理紗のアドレス帳を開いた。
「……ああ、あった。アート・トリル社員の同報メール。グループにしてあるから手間がはぶけるな」
「やめてっ……やめてよ! いやああああっ!」
「……リフレッシュ休暇をとります、と」
メールの件名だ。
「みんなどんな顔をして見るのかな、この添付写真」
「駄目……やめて……それだけは……」
自分で自分を犯しながら懇願する亜理紗。
太腿を愛液が伝い落ち、フローリングの床の上にポタポタと斑点を作っている。
ベッドの端についた片方の手はシーツをぎゅっと握りしめ、残った一方はブラウスの上から別のものを同じように握り締めて。
乱れた髪に半分覆われたとろけきった顔。
感じながら、貪りながら、涙を浮かべて僕を見つめ赦しを請うその瞳。
その凄絶な眼差しが僕を興奮させる。