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催眠玩具
第8章 ほんとうのこと

「早いのね……いつもこんな時間に来てるの?」

「ええ、ジョグ出勤だと空気がきれいなうちに走りたいんで」

 早奈恵の趣味はスポーツだ。

 デザイナーのくせに、子供の頃から家の中で絵を描くよりは外で走り回っているほうが好きだったという。

 その頃から背は高いほうで、引き締まったスレンダーな体つきを皆からいつも羨まれていた。

 とはいえ、ジムや水泳などの鍛える系だけでなく、テニスなどの楽しむ系まで色々やっているらしい。女子サッカーの草チームにも入っているという、彼女のアスリートぶりまで真似したいというほどの根性は誰にもなかったが。

「泥棒かと思ったじゃない」

 ベージュのスウェットを裸と見間違えたと言うのもどうかと思い、亜理紗はお茶を濁した。

 それにしても……どうしてそんな見間違いをしてしまったのだろうか?
 裸ならまだしも、あんな――

 再び、脳裏に拘束された早奈恵の艶めかしい姿が浮かぶ。

 身動きを自由にとれない苦しそうな姿勢。すらりとした長い脚の付け根には整えられた陰毛が黒々と濡れ、ショートカットを頬に貼りつかせたその顔にエクスタシーの表情を浮かべて……。
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