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陽炎 ー第二夜ー
第2章 勝負師
「…トヨッ…!」

名を呼びながら、腰を一つ打ち付ける度に、女の嬌声が暗闇に響く。

獣の様に互いを求め合い、交わるだけの関係。

それ以上でも以下でもない。

身体の相性は五本の指には入るかな。

俺はいつものように、終えるとトヨを抱き締める。抱き締めて、身体を触って、行為の余韻を楽しむ。目の見えない俺には、それが何よりの至福の時だった。

いつもはそれに応えてくるトヨが、今日は違う。トヨは面倒くさそうに俺の手を払い。

「鷺。あたしたち、今日で終わりだからね。」

と言った。
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