この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
陽炎 ー第二夜ー
第3章 願わくば花の下にて
サチの身体を抱き締め、八尋が呟く。

「ねぇ、サチ。もうすぐ桜の季節だね…」

「うん…」

「今年の桜は二人で、来年からはこの子と三人で。ずっとずっと、一緒に花を愛でて行けたらいいね…」

「うん…」

「そうして、何年先か、何十年先か、それはわからないけれど。二人、花の下で眠れたら、いいね…
私たちは、そんな夫婦になって行こう…あの日、約束したように…
二人で手を取って、一緒に生きていこう…もう、一人で悩んだりしないで。悩む時も、悦ぶ時も、二人一緒だよ…?」

八尋の言葉に、サチは頷き、ぎゅっとその身体を抱き締めた。




ー了ー
/72ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ