この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋花火***side story
第15章 Strawberry kiss
家に帰ったら、菜月のじいちゃんがいそいそと出かける準備をしていた。
「おじいちゃんどこか行くの?」
「ん〜ちょっとな。」
いつもの菜月のじいちゃんじゃないみたい。
おめかししてる。
「まさかデート?」
そう問いかけるとじいちゃんにギロッと睨まれた。
「おい。今日は聖なる夜だぞ。」
すげぇ気迫で話しかけられる。
まさかじいちゃんの口から聖なる夜が語られるとは。
「今日だけは許してやる。」
なにを?笑
聞く間もなく、じいちゃんはどこかへ出かけて行った。
なんやねん。笑
菜月の部屋に行くと、ここもまたクリスマス仕様。
キンキラキンのフサフサや、ボールみたいなのとか、あとはリースってやつ?色々飾られてた。
「すげぇ浮かれた部屋だな。」
素直に可愛いって言やいいのに言えない…恥ずかしい。
「ふっふっふー♪これだけじゃございません♪」
菜月は部屋の電気を消し、何かのスイッチを入れた。
すると天井には星がパアッと照らし出された。
「え!なにこれすげー!」
「ミニプラネタリウムってやつ。」
菜月の部屋はなんかとんでもないことになっている。
「ケーキどうなってるかな?開けるの怖い。笑」
二人で恐る恐るケーキの箱を開けた。
苺はあらぬ方向に落ちているし、クリームは色んな所に飛んでた。
「サンタさんとトナカイがチューしてるー!」
サンタとトナカイのマジックパンは、バランス崩してくっついちゃってる。
それを見て大喜びしている菜月。
…このケーキの完成形、見たかったな…
俺のせいでグシャグシャになっちゃって、残念。
ちょっとガッカリしてたら、菜月がちょこちょこっと隣にきて、頬にチュッてキスしてきた。
「サンタさんとトナカイの真似!」
心臓撃たれて、うわーって
俺はその場に倒れこんだ。
「おじいちゃんどこか行くの?」
「ん〜ちょっとな。」
いつもの菜月のじいちゃんじゃないみたい。
おめかししてる。
「まさかデート?」
そう問いかけるとじいちゃんにギロッと睨まれた。
「おい。今日は聖なる夜だぞ。」
すげぇ気迫で話しかけられる。
まさかじいちゃんの口から聖なる夜が語られるとは。
「今日だけは許してやる。」
なにを?笑
聞く間もなく、じいちゃんはどこかへ出かけて行った。
なんやねん。笑
菜月の部屋に行くと、ここもまたクリスマス仕様。
キンキラキンのフサフサや、ボールみたいなのとか、あとはリースってやつ?色々飾られてた。
「すげぇ浮かれた部屋だな。」
素直に可愛いって言やいいのに言えない…恥ずかしい。
「ふっふっふー♪これだけじゃございません♪」
菜月は部屋の電気を消し、何かのスイッチを入れた。
すると天井には星がパアッと照らし出された。
「え!なにこれすげー!」
「ミニプラネタリウムってやつ。」
菜月の部屋はなんかとんでもないことになっている。
「ケーキどうなってるかな?開けるの怖い。笑」
二人で恐る恐るケーキの箱を開けた。
苺はあらぬ方向に落ちているし、クリームは色んな所に飛んでた。
「サンタさんとトナカイがチューしてるー!」
サンタとトナカイのマジックパンは、バランス崩してくっついちゃってる。
それを見て大喜びしている菜月。
…このケーキの完成形、見たかったな…
俺のせいでグシャグシャになっちゃって、残念。
ちょっとガッカリしてたら、菜月がちょこちょこっと隣にきて、頬にチュッてキスしてきた。
「サンタさんとトナカイの真似!」
心臓撃たれて、うわーって
俺はその場に倒れこんだ。