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恋花火***side story
第15章 Strawberry kiss
「昨日はごめんね?」


翌朝、いつもみたいに元気な菜月がニコニコ笑ってた。


それを見てホッとする。


数日後には高校の制服が届いた。


中学はブレザーだったけど、高校はセーラー服と学ランだった。


菜月が騒ぎ出す。


「やだ!どうしよう!」

「なにが?」

「タケルがかっこよく見える!」


…どういう意味。笑


学ランマジック?


そんなこと言う菜月もすげー可愛い。


もともと可愛いって思ってたけど、そこにセーラー服が加わると花マル満点ニッコニコ。


入学式では、たくさんの女がいたけど


やっぱり菜月より可愛い子はいなかった。


クラスは残念ながら別々。


だけどレンと一緒だった。


菜月とは登下校一緒だし、クラス別でもまぁいいか。


高校でも菜月とはいつもみたいに、手を繋いで校門をくぐる。


中学の頃は手を繋いでても周りになにも言われなかった。


幼なじみだし仲良しだよねーみたいな感じで。


だけど高校では違うみたい。


「隣のクラスのあの子と付き合ってるの?」


って、言われる回数の多いこと。


…俺たちって付き合ってんのかな。


お互い口にしたことはない。


だから違うと言った。


彼女ではないけど特別だけどね。

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