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恋花火***side story
第16章 New LIFE
ここで今すぐエッチしたい。


けど寒いし、誰かに見られてもダメだから、逸る気持ちを抑え俺の家に行った。


その日は酒のせいなのかなんなのか、一回じゃおさまらなくて三回連続でヤッた。


菜月は終わって速攻寝た。


柄にもなく、腕枕なんてしてみる。


スースーって寝息が子どもみたい。


寝顔はほんとにガキの頃のまんま。


だけど最近は菜月がどんどん大人になっていって、焦る。







翌日、月曜日。


レンにお礼と称して学食を奢った。


「…あ?」


レンの声に反応して、目線の先を追った。


そしたら美波が


一人で飯食ってた。


「あたし美波苦手なんだよねー」

「言うことキツイよね」

「男好きだし」


隣の隣くらいの席から聞こえてきた悪口。


俺らのクラスの女たちだ。


しかも美波と仲良かった奴らだし。


女って姑息。


いや、男もそういうのあるけど。


ふとレンを見ると、美波じゃなくってレンが泣きそうになってる。


どうするこの場面…美波も一緒に食おうって声かける?


だけどこの場合、下手に俺らが声かけたらもっと悪化するんじゃ…


どうする、どうする…


パニクってたら、いきなり現れた天使。


「あっ、美波だ〜。ここあいてる?」


まさかの菜月姫の君臨。


えっ、なんでなんで!?そこ繋がってんの!?


菜月が美波の隣に座った。


ようやくニッコリ笑顔を見せた美波にレンはホッとしていた。


「ねぇあそこ繋がってんの!?」


レンに聞くと、「美波もマネージャーになったじゃん。」って返事。


「えぇ!?しらねぇ!」

「ずっと断られてたけど、先週から。」


全く気づかなかった。


部活中マネージャー見てる余裕なんかないし。


クラスの女たちはそれが気にくわないらしい。


怒りポイントがまるでわかんないけど。


「菜月!」


菜月をダシに、レンが二人を呼んで、四人で飯食った。


美波とレンには、今後めちゃくちゃ世話になる。


そんなことまだ全然予想もしてなかった、15歳の春。


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