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恋花火***side story
第17章 救いの手
「…なんで気付いたの?」
茜先輩に言われた言葉。
菜月には言えないけど、茜先輩には正直に伝えた。
俺は菜月のことが好きだということ。
だから茜先輩にも譲れない
ハッキリと伝えた。
「…あたしのこと、ライバルだって認めてくれるの?」
もちろん。
むしろ強敵かもしれない。
菜月は茜先輩に懐いているし。
「…キスしちゃダメかな?もう抑えられないかも。」
「絶対ダメ。菜月は俺のだから。」
「じゃあタケルくんで我慢する。」
「…それで諦めてくれますか?」
茜先輩とキスをした。
茜先輩が言うには、俺といると菜月といる気分になるらしい。
同性愛者は今まで周りにいなかったけど、なんら変わったことはない。
ライバルには変わりない。
徹底的に阻止しなければと思った。
暑い夏の日
茜先輩と海へ行った。
本当は菜月目当てだったらしいけど、連れてくわけないじゃん。
わざわざライバルの恋を取り持ったりなんかしない。
「…タケルくんって意地悪だよね。」
「いやいや。」
「そんなに菜月ちゃんのこと好きなの?」
「もちろん。」
「あたしもだから。」
時に茜先輩は泣いたりもした。
俺があまりにも意地悪だって。
だから、なだめる為にもキスをした。
菜月を盗られるくらいならば、こうするしかないと思った。
茜先輩に言われた言葉。
菜月には言えないけど、茜先輩には正直に伝えた。
俺は菜月のことが好きだということ。
だから茜先輩にも譲れない
ハッキリと伝えた。
「…あたしのこと、ライバルだって認めてくれるの?」
もちろん。
むしろ強敵かもしれない。
菜月は茜先輩に懐いているし。
「…キスしちゃダメかな?もう抑えられないかも。」
「絶対ダメ。菜月は俺のだから。」
「じゃあタケルくんで我慢する。」
「…それで諦めてくれますか?」
茜先輩とキスをした。
茜先輩が言うには、俺といると菜月といる気分になるらしい。
同性愛者は今まで周りにいなかったけど、なんら変わったことはない。
ライバルには変わりない。
徹底的に阻止しなければと思った。
暑い夏の日
茜先輩と海へ行った。
本当は菜月目当てだったらしいけど、連れてくわけないじゃん。
わざわざライバルの恋を取り持ったりなんかしない。
「…タケルくんって意地悪だよね。」
「いやいや。」
「そんなに菜月ちゃんのこと好きなの?」
「もちろん。」
「あたしもだから。」
時に茜先輩は泣いたりもした。
俺があまりにも意地悪だって。
だから、なだめる為にもキスをした。
菜月を盗られるくらいならば、こうするしかないと思った。