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恋花火***side story
第21章 不機嫌なBOY
翌日


早速ミーティングで新キャプテンとしての挨拶をしなきゃならなくなった。


こんなに部員いたっけ。


そう思うくらいの重圧。


俺が選ばれて、不満に思う奴がいたのは想定内。


"なんであいつが?"


ミーティング終了後、そんな陰口も聞こえてきた。


歴代のキャプテンは、去年のキャプテンもそうだけど大きくてがっしりしたタイプが多いらしい。


「新キャプテンは線が細いな。大丈夫かぁ?」


コーチにまでそんな事を言われる始末。


線が細いのは自分でも知っていたけど、それを武器として今までプレイしてきた。


そこは自分の長所だと思っていたけれど、たった今から短所に変わった。









「…ありえねー」


部活終了後、いつもならみんなでグラウンドを整備し、用具を片付けて帰る決まりだったのに


今日は違った。


みんなは片付けもせず、帰ってしまった。


…なんなんだよ。


そんなに俺がキャプテンじゃ不満か?


そもそもアンケートで決まったのなら、俺の名を書いた奴くらい残れよ。


悔しかった。


悔しくて悔しくて


ただひたすら片付けに没頭した。
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