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恋花火***side story
第27章 CRAZY CRAZY*Takeru
友達として菜月を見守ると決めたものの……、
「どうすりゃいいの!?」
「あーもう!ちょっと黙っててよ!せっかく覚えた英単語忘れるじゃん!」
「す、すんません…」
美波にまた怒られた。
俺ってマジで大人になったんじゃん?
中学の時の俺なら確実にキレてますぜ。
今日はテスト期間中なので部活動はお休みなんだけど、サッカー部はみんなでお勉強in図書室。
しかも発案はまさかの茜先輩。
「なんでわざわざみんなで…」
「なによなんか文句あんの!?」
「ないっす!」
最近は完全に嫌われ指数上昇中な俺……
「俺は好きだけどね〜っ」
「さすが!レン!俺もおまえのことが好き!」
「うるっさいてば!」
ぴゃ〜っ
また美波に怒られた。
「お〜こられた〜おこられたぁ〜」
歌にしてたら美波はもう怒らなくなった。
諦められた。笑
しばらくするとキイッと図書室のドアが開き、菜月登場。
「おっせーよバカ」
「え?あ、ごめーん」
はー
また無意味につっかかってしまった。
ダメダメ、こんなんじゃまるでダメ。
席に着くと、たまたま隣はユリ先輩だった。
「ん?どした?」
「いえ。僕真面目なんで大人しく勉強しようと思いまして…」
「よしよし。可愛い〜♡」
ユリ先輩に頭撫でられた……
大人になると決めたのに、可愛がられてどーすんだ。
「タケル君あっち行かない?」
「え?」
「嫌いな奴が来たから〜空気悪っ」
ふと振り返ると、茜先輩が立っていた。
「ぎゃっ!今のまさか聞こえ…」
「てたよ。バッチリね。」
まぁ気にしないけど。茜先輩はそうつぶやいて、みんなから離れた端っこに座った。
「えっと、茜先輩!俺ここに座っていいですか!?」
「ダメ」
「え″っ!なんでダメ…」
「一人でいたいの。」
とか言ってるけど涙目じゃん!
だけどどうしたらいいかわかんないでいると、「おいバカはこっち来いよ」ってレンに引っ張られた。
「ちょっ、俺茜先輩と…」
「おまえも人がいいなぁ」
それ言われんの2回目なんすけど。
最近俺、どうしちゃった?
「どうすりゃいいの!?」
「あーもう!ちょっと黙っててよ!せっかく覚えた英単語忘れるじゃん!」
「す、すんません…」
美波にまた怒られた。
俺ってマジで大人になったんじゃん?
中学の時の俺なら確実にキレてますぜ。
今日はテスト期間中なので部活動はお休みなんだけど、サッカー部はみんなでお勉強in図書室。
しかも発案はまさかの茜先輩。
「なんでわざわざみんなで…」
「なによなんか文句あんの!?」
「ないっす!」
最近は完全に嫌われ指数上昇中な俺……
「俺は好きだけどね〜っ」
「さすが!レン!俺もおまえのことが好き!」
「うるっさいてば!」
ぴゃ〜っ
また美波に怒られた。
「お〜こられた〜おこられたぁ〜」
歌にしてたら美波はもう怒らなくなった。
諦められた。笑
しばらくするとキイッと図書室のドアが開き、菜月登場。
「おっせーよバカ」
「え?あ、ごめーん」
はー
また無意味につっかかってしまった。
ダメダメ、こんなんじゃまるでダメ。
席に着くと、たまたま隣はユリ先輩だった。
「ん?どした?」
「いえ。僕真面目なんで大人しく勉強しようと思いまして…」
「よしよし。可愛い〜♡」
ユリ先輩に頭撫でられた……
大人になると決めたのに、可愛がられてどーすんだ。
「タケル君あっち行かない?」
「え?」
「嫌いな奴が来たから〜空気悪っ」
ふと振り返ると、茜先輩が立っていた。
「ぎゃっ!今のまさか聞こえ…」
「てたよ。バッチリね。」
まぁ気にしないけど。茜先輩はそうつぶやいて、みんなから離れた端っこに座った。
「えっと、茜先輩!俺ここに座っていいですか!?」
「ダメ」
「え″っ!なんでダメ…」
「一人でいたいの。」
とか言ってるけど涙目じゃん!
だけどどうしたらいいかわかんないでいると、「おいバカはこっち来いよ」ってレンに引っ張られた。
「ちょっ、俺茜先輩と…」
「おまえも人がいいなぁ」
それ言われんの2回目なんすけど。
最近俺、どうしちゃった?