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恋花火***side story
第4章 年上キラー
それからも、茜はみんなに無視されていた。
時には、聞こえるように悪口を言われたりもしていた。
だけど茜は負けなかった。
……なぜなら。
「彼女ができたの♡」
どうやら、他校に彼女が出来たらしい。
しかもその彼女というのが、ここらを仕切ってるグループのリーダーだというではありませんか。
「こわいわー」
「見た目はね。だけどすっごーく優しいんだよ。二人でいるときは、ね。」
くふふと笑う茜は幸せそうだった。
そして、4月。
中学三年。
この歳は自分の人生において、転機とも言える歳だった。
時には、聞こえるように悪口を言われたりもしていた。
だけど茜は負けなかった。
……なぜなら。
「彼女ができたの♡」
どうやら、他校に彼女が出来たらしい。
しかもその彼女というのが、ここらを仕切ってるグループのリーダーだというではありませんか。
「こわいわー」
「見た目はね。だけどすっごーく優しいんだよ。二人でいるときは、ね。」
くふふと笑う茜は幸せそうだった。
そして、4月。
中学三年。
この歳は自分の人生において、転機とも言える歳だった。