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恋花火***side story
第30章 RUN RUN RUN
ありえない。


キモい。


そう思っていたら、俺の返事も聞かずにキスされた。


茜先輩とした時には何も思わなかったが、


ゾクッと寒気がした。


「やめろ、こういうの。」

「は?なにそれ?女の子を部屋にあげといてそれはなくない?」


どういうこと。


男と女にはそんなルールがあるわけ?


「…なんでそんなにヤリたいの?」


あまりに求めてくるから、問いかけた。


「タケル君ってエッチうまいんでしょ。だからどうしてもしてみたい。」

「…うまいとか、それ誰が言ってんの?」

「有名だよ?」

「は?」

「あたし東三中に知り合いがいるの。歳上なんだけどね。その人達に聞いた。」


その時に頭を過ぎったのは、大嫌いな中学サッカー部の先輩たちの顔。


あることないこと広めてた奴ら。


「だからヤらせて…んんっ」


もうどうでもいいよ


ヤリたきゃヤレば?


目をつぶりキスをした。


…すると目の前は真っ暗になった。


なにも見えない。


二川原をベッドに押し倒して


前開きのボタンシャツを開く。


下着を少しずらすと、乳頭が顔を出した。


「あっ…!」


それを口に含み、舌で転がす。


菜月とは違う色、大きさ


そして声。


「いいっ!ああぁっ!」


おまえAVか?ってくらいに叫ぶ二川原を他所に


俺の男の象徴は全くの無反応。


むしろ二川原の声を聞いて、萎える一方だった。

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