この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恋花火***side story
第5章 友達、サッカー、恋愛
エリカと2回ほど事に及んでから帰宅した。


家についたのはすでに22時を回っているところだった。


居間に泣き顔の母さんがいたが、見ないふりをして風呂へ直行。


父さんの姿は見当たらなかった。


風呂からあがって部屋へ行くと、小さい弟と妹が起きて待っていた。


「まだ起きてたの?」


言葉をまだ話せないくらい小さな妹はただニコニコと笑うばかり。


一年生になったばかりの弟は、俺を見るなり泣き出した。


「おせーんだよ!」

「ごめん。」

「陸がいないから…華ずっと泣いてたんだぞ!?」


弟に怒られた。


たった今ニコニコと笑顔を見せてくれていた妹は、泣いてたの?


「…ごめん。」


俺は小さな二人を残し、SEXに没頭していた。


さっきの自分を思い返す。


"俺はエリカがいればそれでいい"


そんなはずはなかった。


俺には大切な、守りたい家族がいる。


ふと、カバンに入ったままの携帯を見た。


すると何件か着信が入っていた。


それは全て茜からだった。


"もうあいつとは話さないから"


エリカに宣言したものの、こんなに着信が入ってれば気になる。


急いでかけ直したけれど、茜は応答しなった。


なにかあったのかな……


俺は気になって、気になりすぎて


ほとんど寝られないまま朝を迎えた。


すげぇ不安だったけど


同じ布団で眠る弟と妹の温かな体温に癒された。
/285ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ