この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋花火***side story
第6章 青春のヒカリ
部活を終え、塾の時間。
塾には同じ中学の奴はいないので、茜と話すことが出来た。
「へぇ、明日からジョギングするの?」
「うん。」
「あたしもしようかなぁ。」
「だな。そのたるんだ身体どうにかしないとな。」
茜は俺を叩いてきた。なかなか痛い。笑
「相原くん、今日居残りねー」
今日はぶっちゃけそんな気分じゃない。
早く帰って弟たちと遊んで、それで早く寝て、明日から始める朝練に備えたいと思っていた。
けど、ヤりたい盛りの俺は、ちゃんと居残りをした。
「…なんで昨日塾に来なかったの?」
SEXかと思いきや、今日はお説教だった。
エリカは一応講師なんだよな、と改めて思った。
「えっと、色々あって…」
「色々って?」
今日のエリカは、普段授業をこなしている時より数割増しでピリピリしてる。
「無断欠席はダメだよ。」
「…すんません。」
「本当に悪いと思ってる?」
「…思ってます。」
エリカの迫力に負けて、久しぶりに敬語使った。
「…もしかして茜ちゃんといたの?」
ピリピリしてる原因ってもしかしてそこ?
「や……、茜と……いました。」
「へぇ。」
なんで?なんでそんなに怒ってんの?
エリカはそういうの気にしないんじゃなかったの?
「二人でなにしてたの?」
「なにって…」
普通に話して、俺の家連れてってご飯食って
そんで、泣いて……
とは言えない。
泣いたなんてださくてエリカには言えない。
「なんで黙るの?」
これって俺の知ってるエリカなの?
めちゃくちゃ怖いんですけど…
「いって!!」
エリカに首筋をかじられた。
「血、出ちゃったね。」
当たり前だ、かじられたんだから血が出た。
痛いっつーの。
「相原くん自分で言ったじゃん。」
「え?」
「あの子と話さないって。」
そう、俺は確かにそう言った。
だけど……
「俺、やっぱりあいつとは…」
言いかけている途中で口を塞がれた。
エリカの唇で。
呼吸もままならないほど激しいキス。
バランスを崩し床に倒れ
その勢いで机の上に置いてあったプリント類が、床に散らばったのが視界の隅に見えた。
塾には同じ中学の奴はいないので、茜と話すことが出来た。
「へぇ、明日からジョギングするの?」
「うん。」
「あたしもしようかなぁ。」
「だな。そのたるんだ身体どうにかしないとな。」
茜は俺を叩いてきた。なかなか痛い。笑
「相原くん、今日居残りねー」
今日はぶっちゃけそんな気分じゃない。
早く帰って弟たちと遊んで、それで早く寝て、明日から始める朝練に備えたいと思っていた。
けど、ヤりたい盛りの俺は、ちゃんと居残りをした。
「…なんで昨日塾に来なかったの?」
SEXかと思いきや、今日はお説教だった。
エリカは一応講師なんだよな、と改めて思った。
「えっと、色々あって…」
「色々って?」
今日のエリカは、普段授業をこなしている時より数割増しでピリピリしてる。
「無断欠席はダメだよ。」
「…すんません。」
「本当に悪いと思ってる?」
「…思ってます。」
エリカの迫力に負けて、久しぶりに敬語使った。
「…もしかして茜ちゃんといたの?」
ピリピリしてる原因ってもしかしてそこ?
「や……、茜と……いました。」
「へぇ。」
なんで?なんでそんなに怒ってんの?
エリカはそういうの気にしないんじゃなかったの?
「二人でなにしてたの?」
「なにって…」
普通に話して、俺の家連れてってご飯食って
そんで、泣いて……
とは言えない。
泣いたなんてださくてエリカには言えない。
「なんで黙るの?」
これって俺の知ってるエリカなの?
めちゃくちゃ怖いんですけど…
「いって!!」
エリカに首筋をかじられた。
「血、出ちゃったね。」
当たり前だ、かじられたんだから血が出た。
痛いっつーの。
「相原くん自分で言ったじゃん。」
「え?」
「あの子と話さないって。」
そう、俺は確かにそう言った。
だけど……
「俺、やっぱりあいつとは…」
言いかけている途中で口を塞がれた。
エリカの唇で。
呼吸もままならないほど激しいキス。
バランスを崩し床に倒れ
その勢いで机の上に置いてあったプリント類が、床に散らばったのが視界の隅に見えた。