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恋花火***side story
第6章 青春のヒカリ
「エリカごめん、今日は……」

「あの子となに話してたの?」


エリカは、今日もまたピリピリモード。


「あー、ちょっと揉めてた。」

「あたしの悪口?」

「…違うよ。」

「あの子さぁ、あたしのこといつも睨んでくるんだけど。」

「気のせいじゃない?あいつ目つき悪いし。」


なんてったってトップと付き合ってたし。その影響はあるっしょ。


「気のせいじゃないよ!」

「……。」

「…あ、ごめん…。」


エリカはすぐに、いつもの優しいエリカに戻った。


「……不安?」


俺の問いかけに、エリカは首を振った。


「不安とかじゃなくて…。好きだから独り占めしたくなる…」


今日も甘えてくるエリカ。


すごい可愛いけど


今日は…


「…ごめん、俺もう今日は帰らなきゃで。」

「え、なんで?」

「弟たちが待ってんだよ。一緒にお風呂入る約束してて…」

「そんなの今日じゃなくたっていいじゃん。」


俺はエリカの言葉に、少なからずショックを受けた。


そんなのって…


俺にとっては大切なことなのに。


と、大切に出来てないくせにそんなことを考えてしまう、都合のいい自分。


「それに朝早く起きて走らないと、サッカーの試合に間に合わないから。」


するとエリカはくすっと笑って、「プロでも目指してるの?」そう言ってきた。


「…プロは目指してないけど…」

「だったらいいじゃん。」


…良くないよ。


サッカーはチームプレーだし、俺一人が怠けて穴を開けるわけにはいかない。


それに今回はやりがいのありそうな奴が相手なんだよ


中学最後の試合だし


今まで頑張ってきた仲間との、最後の……



「早く挿れてよ」


エリカは、SEXしようと言ってきた。


まだ心が追いついてない俺は、当然身体もついていかない。


「しょうがないなぁ」


エリカは跪き、俺のものを口と手で扱き始めた。


そして大きくなると椅子に座らされて、エリカはその上に跨ってきた。


「気持ちいい?陸…」


前の俺なら、ここで萎えていた


だけどやっぱりエリカが好きだから


段々と身体は反応してくる。


「そうこなくっちゃ」


俺はエリカのことを、下から突いた。



部屋には二人の交わる音が響いていた。
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